暖かい季節になると、露出が多くなる洋服を着る方が増えてきますよね。そんな時、あなたはどう感じますか?
ノースリーブや水着で露出する二の腕や脇、背中。それに加えて、体のラインがくっきりと出るニットなどもありますよね。
自信を持って洋服を選ぶために、ぷにぷにした二の腕から卒業してみませんか?
使用部位:上腕三頭筋
効果:たるんた二の腕を引き締める
やり方:足を肩幅に開き片手でダンベルを持ちます。反対側の片手片足をベンチに乗せて背筋を伸ばします。ダンベルを持つ側の肘を90度に曲げてセットポジションを作ります。肘が真っ直ぐになるまで伸ばし、ゆっくり戻します。
注意点:肘の角度が下がったり体重が肩にかかって痛めないように注意しましょう。
使用部位:上腕三頭筋・広背筋
効果:二の腕と背中のラインを綺麗にする
やり方:ベンチに浅く座り、EZバーを持ちます。ベンチに仰向けで寝て胸の真上にバーが来るようにします。肘の位置を固定し、額に向かってゆっくり肘を曲げます。
額に当たらないところまで下ろしたら肘を伸ばして元の位置に戻します。
注意点:肘を曲げる際に額に当たらないようにゆっくりと動かしましょう。
使用部位:上腕三頭筋
効果:二の腕を細長く見せる
やり方:片手もしくは両手でダンベルを持ちバンザイの姿勢を作ります。肘の位置を固定して曲げ伸ばしを行います。
注意点:立ったまま行うと腰を痛めてしまう可能性があります。椅子などに腰かけて行うことをお勧めします。
使用部位:上腕三頭筋・三角筋前部・大胸筋上部・広背筋
効果:上半身全体の引き締め
やり方:椅子またはベンチに両手をつき体を支えます。自然に胸を張り肘を曲げてお尻を地面に向かって下ろします。お尻が地面につかないところまで下ろしたら肘を伸ばして元の位置に戻ります。
注意点:背中が丸くなると肩の前側に痛みを感じることがあります。自然に胸を張り呼吸を止めないように行いましょう。
使用部位:上腕二頭筋
効果:力こぶから胸までのラインを整える
やり方:手のひらが正面向くようにダンベルを両手に一つずつ持ち、背筋を伸ばして立ちます。力こぶの筋肉を使って肘の曲げ伸ばしを行います。
注意点:肘を伸ばす際にゆっくり行い刺激を感じましょう。
使用部位:腕橈骨筋 上腕二頭筋
効果:腕全体をすらっとさせる
やり方:ダンベルを両手に一つずつ持ち、背筋を伸ばして立ちます。肘の位置が動かないように固定してビールのジョッキを口に近づけるようなイメージで肘を曲げます。しっかりと曲げたら元の位置に戻します。
注意点:肘の位置がぶれてしまうと別の部位に効果が逃げてしまいます。
体の中で太って見える場所はどこだと思いますか?それは骨と筋肉の距離の距離が遠い場所が比較的大きく見えやすい傾向にあります。体を支えて筋肉の始まりの場所である骨との距離が離れると、重力に耐えることができずに垂れ下がっていきます。また、使用頻度が少ない部位のため特に体脂肪が蓄積しやすい場所でもあります。
人間の体には表と裏がありそのバランスが良いことできれいな姿勢を保つことができています。しかし現代社会では圧倒的に体を丸くして生活することが増えています。
それは腕にも同じことが言えます。腕の筋肉は肩甲骨に付着してますので姿勢が悪くなることで本来の働き方ができずに太く見えることもあり得ます。
日常生活の中ではものを引っ張る行動は多いですが押す行為は比較的少ない傾向にあります。二の腕の筋肉は物を押す際に使われます。しかしその頻度が低いと筋力はどんどん衰えていきます。そしてそのことに気がつかない、若しくは見て見ぬふりをしていると取り返しのつかないところまで来てしまうなんてことはよくある話です。
二の腕の筋肉は肩甲骨に繋がっています。この肩甲骨の近くには背中の筋肉も通っています。したがって二の腕をキレイにすることで背中のラインまでスッキリ見えてきます。もちろん露出しやすい真ん中の部分は上げられますが付け根の部分もたるみやすい場所になります。背中と合わせてトレーニングを行うことでより効果的に結果につながる可能性があります。
二の腕は筋肉の量が少ない部分になります。つまり熱を発生しにくくなり水分や老廃物が溜まりやすく結果として太くなる原因となります。また、血管やリンパが多い箇所でもあり動かすことで長良が良くなり老廃物やむくみにより溜まった水分も抜けやすくなります。
腕には上腕二頭筋(力こぶ)と上腕三頭筋(二の腕)と大きく分けて二つあります。このうち上腕二頭筋は日常生活においてよく使われます。例えば、買い物かごを持つことやドアを開ける動作や顔を洗う動作など。一方で上腕三頭筋は非常に使う頻度は低いです。従って筋力低下になりやすく結果として重力に抗えずにたるみや太くなる原因になります。しかしそれは同時にチャンスでもあります。まだこれから発展する余地があるということです。筋力がつくと全て動作において今よりも余裕が出てきて日常生活が楽になりやすいのです。