肩こりや慢性的な腰痛で、定期的に整骨院に通い、一時的に楽になるものの、数日後には再び症状が戻るという経験をお持ちではありませんか?
整骨院に通うこと自体が悪いわけではありません。整骨院は一時的な症状の緩和には効果的です。しかし、私たちの疑問は、そのアプローチが根本的な解決にはならない可能性があるのではないか、ということです。
コア薬院では、ストレッチの基本やセルフケアの方法をお伝えし、持続的な症状の改善に向けた一歩をサポートします。トレーニングと併用することで、より健康的な生活を送るためのヒントも提供し、根本からの改善を目指します。
使用部位:お尻のストレッチ
やり方:体育座りをして片足を横に倒します。倒した脚の外側に反対の脚を置きます。反対に置いた脚の膝を抱き寄せます。この際に骨盤からしっかりと背筋を伸ばすことでお尻の筋肉をより伸ばすことができます。
注意点:腰痛がある場合は強く行うと痛みが出る場合がありますので丁寧に行いましょう。
使用部位:ハムストリングスのストレッチ つま先タッチ縦脚スイング
やり方:壁に向かって横向きに立ちます。壁と反対側の脚を大きく前に振ります。
その際に同側の手で振った脚のつま先をタッチするように行うとより強くストレッチを行うことができます。
注意点:膝が曲がるとストレッチ効果が低くなるので伸ばした状態で脚を大きく振りましょう。
使用部位:前腿のストレッチ
やり方:壁に向かって横向きに立ちます。片手で同側のつま先を持ちます。
かかととお尻をくっつけて背筋を伸ばして立ちます。そのままゆっくりと体を前に倒して前腿のストレッチを行います。
注意点:片足の動きになります。倒れないようにゆっくりと行いましょう。
使用部位:背中のストレッチ
やり方:バスタオルなどの少し大きめのタオルを準備します。タオルを肩幅よりも広く持ち両手を万歳します。万歳した両手を後方に回して腰のあたりまで下ろします。
来た道を戻って万歳まで戻ります。
注意点:肩の痛みがある場合や可動域を制限しながら行いましょう。できる範囲で無理なく行いましょう。
使用部位:胸のストレッチ
やり方:横向きで寝ます。この際に両手を胸の前で伸ばして重ねておきます。上に重ねた手が地面ギリギリを通るように頭の上から半円を描くように大きく回します。
注意点:肩がすくむと効果が薄れますので力みがない範囲で動かしましょう。
使用部位:全身のストレッチ
やり方:脚を前後に大きく開きます。前脚が90度になるように曲げ、後ろ脚はまっすぐと伸ばします。両手を地面につけて前脚と同側の腕を横から天井に向けて大きく回します。目線と指先が天井に向いたら腕を元の位置に戻します。
注意点:前脚がしっかりと地面につくことが大切です。呼吸を止めないように自然に行いましょう。
体が硬くなる主な原因の一つは「筋肉の萎縮」です。筋肉の萎縮とは、使用しないことで筋肉が痩せて硬くなる現象を指します。年齢を重ねたり、運動不足が続いたりすると、本来伸び縮みを行う筋肉が使われなくなり、硬直してしまいます。これにより、体全体が硬くなり、柔軟性が失われます。
筋肉には多くの水分が含まれており、十分な水分があることで筋肉は滑らかに動きます。反対に、体内の水分が不足すると、筋肉や皮膚が乾燥し、動きがスムーズでなくなります。人間は1日に約2500mlの水分が体から失われるため、それ以上の水分を摂取しないと水分不足になりやすいです。水分バランスを保つことは、筋肉の柔軟性を維持するために重要です。
体が硬くなる原因の一つとして「ストレッチの不適切な実施」が挙げられます。ストレッチには、筋肉をゆっくりと伸ばす静的ストレッチと、運動前に行う動的ストレッチがあります。目的やシーンに応じて適切に使い分ける必要がありますが、実際にはストレッチを一括りにしてしまい、不適切な方法が選ばれることも少なくありません。これにより、期待される効果が得られず、体の柔軟性が改善されないことがあります。
静的ストレッチは筋肉をゆっくりと伸ばすことでリラックス効果をもたらします。お風呂上りなどのリラックスした状態で行うことで、副交感神経が活性化し、心身の疲労回復を助けます。さらに、好きな香りのアロマやお香を使用することで、リラックス効果が高まり、睡眠の質も向上します。良質な睡眠は肌質や全体的な疲労感にも良い影響を与え、美容や健康面での改善が期待できます。
筋肉はゴムのように伸び縮みする特性を持っています。大きな動きをする際には、筋肉が適切に伸びる必要がありますが、体が硬いと筋肉が伸びきれず、急激に縮むことで動きが制限されます。このような状態では、可動域を超えた動きが大きな怪我につながる可能性があります。ストレッチを行うことで筋肉の柔軟性が向上し、可動域が広がることで怪我のリスクが低減します。また、柔軟性が高まることで、トレーニングの幅も広がり、より多様な運動が可能になります。
筋肉を使う動作には全てエネルギーが必要であり、筋肉が硬く可動域に制限があると、その分動きが小さくなります。例えば、トレーニング時のスクワットでは、本来深くしゃがむべきところが硬さのために浅くしかしゃがめず、効果が十分に得られないことがあります。大きな動きをすることで筋肉をより多く使い、エネルギー消費を効率的に行うことができます。ストレッチを通じて筋肉の柔軟性を高めることで、動きの範囲が広がり、より効果的なトレーニングが可能になります。また、ストレッチにより代謝が向上し、日常生活の中でもより多くのカロリーを消費することができるため、全体的な健康維持や体重管理にもつながります。